下町ロケットの感想
全体的に読みやすい
本をよく読む先輩の勧めで下町ロケットを手に取り、2か月かけてやっと読み終わることができた。 本は全4巻で構成されており、読書をあまりしない私には少しボリュームがあった。 しかし、すべての本が起承転結の構造で描かれており、流れを理解しながら読むのがとても容易であった。
利用者を考えたモノづくり
登場人物としては、経営者や事務員、営業、弁護士など様々な人がいるが、私が技術屋だということもあって技術屋に着目した。 この本で大事にされている技術屋の考えは、「利用する人を想って開発することの大切さ」であったと思う。
技術を追求する人はよく、最新技術や面白い技術、好きな技術を搭載することを優先し、利用者の支払うコストや使いやすさを度外視してしまうことがある。 これは私もよくやってしまう。 しかし、利用者側としては、求めていない機能のためにコストを支払うのはバカバカしく、余計なおせっかいである。 このようなことがないように、利用者を想像しながらモノづくりをしていきたいと思う。
島津裕がカッコいい
この本に登場する技術者で一番あこがれるのはもちろん、島津裕だ。 島津は天才と呼ばれるほどの技術者であり、さらに世の中のモノづくりの時流も見えている人だと感じた。 大企業に属する技術屋は、上から求められた開発をすることが一般的だが、それが本当に必要か問いながら仕事をしている。 物語の中では、本当に必要だと思うものを提案しても上司に潰されてしまったのだが・・・ 最終的には好きに開発ができる環境に身を置き、提案していたモノを開発するというハッピーエンドになる。 私も島津さんのような技術者になりたい。
インプット症候群からの脱却
現在(2020年4月)は新型コロナウイルスの影響で自宅に籠る時間が多いです。 そのため、多くの人が自宅で暇をつぶしているかと思います。 そこで起きてしまいがちなインプット症候群について書いてみようと思います。
なぜだか私は最近、暇さえあればYoutubeやニュースサイトを見ているような気がします。 そんな生活の中で、ニュースサイトでインプット症候群の話を見て自分がインプット症候群になっていることを自覚しました。 そしてこのままではいけないと思い、この症候群から脱却するためにブログを始めました。
インプット症候群とは
ネットで少し調べたところ、インプット症候群とは、頭に何かしらの情報を常に入れていないと落ち着かない症状のことを示すらしいです。 以下の行為を頻繁にしてしまう人は要注意。
私はこのすべてに当てはまっているため、確実にインプット症候群だと自覚しました。
インプット症候群になってしまうと
私はインプット症候群になって以下のような問題が生じています。
- インプットした記憶が頭に定着しない
- Youtubeやニュースを見ていないと落ち着かず、やるべき事に集中できない。
- 時間の無駄が多い
このような問題があるため、直さないといけません。
インプット症候群の解決策
インプット症候群の解決には、アウトプットする活動を行い、インプットとアウトプットのバランスを保つことが大事らしいです。 そしてアウトプットの方法は何でもよくて、人に話すことや、日記を書く事、ブログを書く事、Youtuberになること...等々 が有効みたいです。
そこで私が試したのは、ブログを書くことです。 なぜブログにしたかというと、簡単に始められるし、誰かが読んでくれれば書く意欲も上がって長続きするかなーと考えたからです。
まとめ
私の他にもインプット症候群の人がいると思います。 皆さんも何かしらアウトプットする機会を見つけてインプット症候群の予防&脱却を目指しましょう。
私もブログを書いていってなにか改善が見られればまたインプット症候群について書いてみようと思います。